2007-02-23から1日間の記事一覧

「抉りと刻み」 (その初)

『ときをとく』という1930年代うまれの学者を中心とした座談会の記録があって、その冒頭にでてくる田淵安一のエッセー。副題が「時間記号について発生論的考察」とある。著者は20年代生まれで美学を勉強した後、渡仏した画家。著者のここでの姿勢はあくまで…