2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「説文解字・六書」の解読法

『漢字;朝倉書店;2017』を手に取って「第一章;成り立ちから見た漢字」の「2節;漢字の構成」を読んでいて、「六書分析」に情報理論の観点が欠落していることに気が付いた。つまり、六書が高度に圧縮された文字群であることがわかっていないので訓読で処理…

天の川は川でなく円環だ(その2)

北天でみえるカシオペア五星に注目すると南天では天の川は二つ見えることになる。東の空に昇ってきたカシオペア座から流れてくる、幅の広いいかにも大河の形象と西の空に降りていく五星から流れてくるほっそりした川の形象の二つである。それぞれを沼沢と奔…

天の川は川でなく円環だ

『天文の世界史;廣瀬匠』のp190にある記述はいろいろおもしろい。同書ではプトレオマイオス(ad.83 168年頃エジプトのアレキソンドリアで活躍)はすでに気が付いていたし、ビールーニー(973〜 1048;アラビア)も気が付いていたとある。さらにそれ以前にアリ…