2015-01-01から1年間の記事一覧

元明天皇は藤原不比等の傀儡だったのか?

国土交通省のホームページに東京一極集中を排して国土の多極化を進めようという趣旨の論文が掲載されている。 http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/iten/service/newsletter/i_02_70_1.html 主張についてコメントするつもりはないが、論運には困ったことが…

クレヨン・ハウスとノンタン

久しぶりに郵便局に用事があって出かけたら、「クレヨンハウスのブッククラブ」のカタログがおいてあった。月2000円前後の絵本の定期購入のオススメであった。 夕方預かっている孫のための本をさがして繰ってみたら、現在孫が気に入っている「ノンタン」が一冊もな…

解会字;霧

月が替わらないうちに、仮構を試みると マオウ・ウ 読むときは モウモウ かな? 現在は煙霧のオノマトペだけど、 モヤモヤ ならば霧に関連付けられる。 「靄がかかる」って霞でもいいけど霧でもいいはず。

露地

2006年の「古田武彦 high」の再来か、という位興奮しているが、「路地」が「ろーぢ」ならば茶道が好む「露地」の方が正音にのっとった用字ということになる。 なぜならば解会字して「路雨地」を導いて「ロ・ウ・ヂ」と読ませることができるからだ。これを語…

路地・辻子

NHKの番組で京都のことをやっていた。その中で二つの二字漢字語が出てきた。 路地 これは「ろーじ」と発音すするという。では仮字の中に長音記号がなかった時代はどのように書記されていたのだろうか。仮構できるのは以下。 【ろぢ】【ろろぢ】【ろをぢ】 語…

菊理姫

少し前に「金井南龍」という名を目にしたので図書館で『神々の黙示録』というのを借り出してきた。それは加賀の白山神社の由緒にかかわる日本書紀・古事記の記述を覆そうというこころみだった。 ところが、ご神体が「菊理姫」というのだが、ネットで調べて初…

褐色;かちいろ

今日、ネットサーフィンをしていたら、以下の知識が飛びこんできた。 >褐色は一般的には“かっしょく”と読み、茶系統の毛織物の色を指しますが、 >“かちいろ”と読む場合はこの色になります。 >紺色の中でも黒に近い深いお色です。 >http://blog.livedoor.…

富士市田子の浦・志摩市阿児

テレビを見ていたら志摩市の写真家による「宙に浮く富士山」の写真の話が出てきた。阿古地区のことのようでWEBでみると以下のようにあった。 "「横山展望台(三重県志摩市阿児町鵜方875-20 )は、日本有数のリアス式海岸美を誇る英虞湾に浮かぶ約60の小島と…

Who said What to Whom (その3)

それにしても、著者の名前は聞きなれない。なぜこのような人が明治書院のような権威ある出版社から自分勝手な理論書を上梓できたのだろうか。というようなことをつらつら考えていたら、きっかけになった『国語・国文学総目録2015』の反対のページに『接触場…

Who said What to Whom (その2)

ひきつづき明治書院の上梓本批判。 文化ノート10 日本語は「なる」言語 30年前に上梓された『「する」と「なる」の言語学;池上』に加上して、認知言語学派に敬意を表するのはいいとして、批判的摂取という観点が皆無なのはいかがなものであろう。 ここで取…

Who said What to Whom (その1)

引き続き、2009年に明治書院から上梓された日本語文法書『日本語の省略がわかる本』への批判。本の内容というよりも教科書販売会社である明治書院・編集部への怒りの表明。 本日の上記表題は問題の上梓本の副題への対比題。その意図は【do・say】の違いを鮮…