2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

文月や六日も常の夜には似ず 芭蕉

元禄2年(1689年)七夕の前夜、直江津でよまれたという。 実は聖数七について調べていて『年中行事を科学する;永田久』を繰っていて見つけた。類書では七夕の前日から祭りを準備したりして、わくわくする気持ちを表現していると説明される。 だが、そ…

狂言の題名

先日、熱海のMOAで行われた能狂言を鑑賞した。能「邯鄲かんたん」はストーリーもテンポも現代人の感覚にあっていて堪能した。だが、狂言「なりあがり」の方はパフォーマンスはそれなりの工夫があってよかったが、ストーリーは解説を読んでもぴんと来なかった…

曼殊院門跡の弁天堂と天満宮

BSフジで毎週やっている各地の寺院紹介は、学校でならった歴史を異なる視点で串刺しするのに役立つので欠かさずチェックしている。先週の京都の曼殊院門跡の紹介はとても有意義だった。 というのは、中核の「大書院・小書院」が庭園に対し、それぞれ「平入り…