理系の内閣総理大臣はどんなに重たくても面舵をきるべき時だ

sub ; 映画 『鶴彬ーこころの軌跡』に触発されて (2009.7.10)


皆保険 未病あおって 医師肥ゆる
延命で 未死人ふやす 皆保険


延命で 地獄十年 耐える民
延命で がっぽりもうける 蜜の味


データみて 患者は見ない 秀才の
病院へ 一日かけて 通う馬鹿


新薬を 馬鹿につけるは ただの馬鹿
不老不死  あおりたてれば 蜜の味


死亡因 安堵するので 医師は神
天国を 安堵した神の なりかわり
  

子供さけ リスクとらぬが 秀才さ
ホームでは 10分三万 蜜の味


秀才に わからぬ言葉 「ほどほどに」
「きりがない」 言えぬ十年 耐える民 


「きりがない」 だからもうかる 蜜の味 
延命は 道路の後の うまい汁


供給が うみだす需要 社会主義
医師だけが 肥ゆる亡国 蜜の味


陸軍の 予研くずれが 天下とる
いつからか 国是は長寿 蜜の味


玉砕に 懲りての延命 馬鹿みたい
生きるとは 死ぬこととみる 武士のなき



■一オシの 川柳二つ ここにおく
  ・もの云えば くちびる寒し  秋の風 (ばせう)
  ・おもしろうて やがてかなしき 鵜ふねかな (ばせう)