露地

   2006年の「古田武彦 high」の再来か、という位興奮しているが、「路地」が「ろーぢ」ならば茶道が好む「露地」の方が正音にのっとった用字ということになる。
なぜならば解会字して「路雨地」を導いて「ロ・ウ・ヂ」と読ませることができるからだ。これを語中母音禁則とすれば【ロヲヂ】になるし、語中母音可則にのっとれば【ロオヂ】となる。

   そうすると伊勢物語に登場する「露ツユ」は「ツ・ヂ・ウ」の詰誳形と仮構することができる。語中母音禁則でこの場合は「ユ」になったわけだ。「KIOSK」がしばらく前まで「キヨスク」だった事例を想起できる。
  そして茶道ではなく農業業界では「露地もの」というブランドで露のあたらないハウスものとの差別化を行っている。


この事例を延長して「霧」を解会字するとどうなるだろうか?