皆保険での混合診療は原則禁止にすべき

   1月に入って、母のかかりつけ薬局から、保証人の私宛に不可思議な質問書が郵送されてきた。内容は医師の処方薬の中でジェネリック薬品で代替できるものは代替してもいいか、というものであった。

なんでこういう判断を一般人にさせるのか、理解に苦しむ。

と思っていたら2月10日付で中央社会保険医療協議会の診療報酬改定案の記事を見ていて、やっとなんとか理解が出来た。今年度はいくらなのか新聞では不明だったが、後発医薬品の使用促進費用が300億円増額とあった。
   ようするに今年度の予算を消化するために薬剤師業界が費用を負担して一斉に質問書を家族に送付したのであろう。何のことはない。年度末になるとあっちこっちの道路で工事が始まるのと全く同じ事象である。

そもそも薬剤師が機械的に安い薬品を選択できるのであれば、薬事審議会が皆保険の対象薬品から排除すればいいだけのことである。

それができないのであれば、混合診療をいったんすべて禁止にするくらいのことをしなければならない。


  今年度の予算がいくらか知らないが、こういう無駄遣いは即刻やめてほしいし、何よりも腹が立つのは医師と薬剤師が仕事をしているふりをしているだけの事業に予算が付けられ、それが増額されたということである。
   これでは消費税増税は全く認められない。第一、子供に示しがつかないでしょ。