裏干支と裏目とぞろ目

  最近「裏干支」という言葉があるのを知った。
  これで「裏目にでる」がサイコロの「1・6」「2・5」「3・4」だけでなく「子・午」などの対位関係を民間で積極的に教化してきたことに気づいた。さらにこれによって干支が「双サイコロ」を含意していたことも明朗に意識にのぼる。

つまり「裏干支」は「ぞろ目」を含意する

   そうすると干支では「子から数え始める」のに「卯月は二月」であるような些事は気にしなくてもよいことになるし、六曜制を貫徹できる。だから今でも公営事業である火葬場は七曜制ではなく、「友引」という「6日毎」に休む。

「七曜 十二ケ月の成り立ち http://homepage2.nifty.com/midoka/papers/nanayou.pdf


「ぞろ目」でもうひとつ、「和歌と庚申」の結びつきも解けた。

「庚申」は「7*7のぞろ目」を含意する。

辞書には「干支の57番目」とあるが、これでは和歌のとの結びつきは説明できない。






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