(株)ジェイアール東日本企画に物申す

    土曜日の10時ごろ、東海道線の熱海行き電車に乗ったら、ひどい目にあった。50分間ほど、ずっと「渡辺謙」にいわゆる「眼をつけられっぱなし」だったのだ。
   なんか居心地が悪いと思って、あたりを見回したらそういうことだった。
    ほんと、広告屋ってこりないんだな。
    3.11の後の公共広告機構のあまりのひどさに「オシムと西田母娘の明暗を分けた」原因を分析しておいた
       http://d.hatena.ne.jp/midoka1/20110331の後半「カメラ目線」

     広告のインパクトは、画像自体のインパクトと露出頻度と一回あたりの時間の総和できまる。
     これは理科的世界の事実だ。
     だが、文化的世界で大事なのは最適ということだ。
      つまり子どもでもわかるけど、強すぎる刺激は不快だということだ。
     当然その原因については嫌悪感をもつ。本日から渡辺謙は私の大っ嫌いな俳優の筆頭においた。
       テレビ広告のフィルムから勝手にインパクトの強い数枚の静止写真を選んで予算分だけ並べるなら子供でもできる仕事だ。プロが介在するとすれば、それが強すぎて負のインパクトをもたらさない注意することではないのか。
      車内を見回したら、隣はこれまた目力の強い女優のポスターだったから、担当者の好みなのかもしれないが。
   彼女の雑誌記事にはあまり好ましい印象はなかったが、テレビのトーク番組ではそれほどの悪印象はなかった。今回も目力はおさえてあったので、悪印象はなかった。
    渡辺謙はそもそも電車に乗らないだろうし、広告会社のペーペーは満員電車にしのらないからわからないだろうが、「すいた電車に50分乗る人の印象」を調査項目に加えて、企画前にチェックする体制を組むべきだ。




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