畳句
『日本文芸史 p381 小西甚一』に柿本人麻呂の対句概念を整理して白川『初期万葉論:白川静 p159』に加上して「畳句」をを抽出していた。
それによると同音反復以外を対句と畳句に分けるということになる。当然背反関係にあれば対句で、そうでない部分対比を畳句という。例文は以下。
・大御身に 大刀取り帯かし
・大御手に 弓取り持たし
これを先の以下と総合すると
「畳語と重語 http://d.hatena.ne.jp/midoka1/20130212」
以下のような例示でいいのだろうか。
重語;山々
畳語;奥山・幽山・深山
対語;大山小山