待ってた 長島
古い書類を整理していたら大新聞の見出しに上記のものがあった。
日本語って語末が大事という見本。新聞社の校正係は「ファンのエール」という思い込みで眺めるから、おかしさに気づかないのだろう。
だが、これでは「よ」が欠けているので主語がわからない。
・待ってたよ。長島。
・待ってた長島。
なお、もっとわかりやすいのは「て形」。
・待って、長島
・待ってて、長島
・待っていて 長島
・待っていた 長島
・待った 長島(多義)
学校文法では「て形」って、「つけたし」って感じだけど
大伴家持以来の由緒ある「助辞」で、
もちろん「いろは「あめつち」でも重要視されている。
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