菊理姫

  少し前に「金井南龍」という名を目にしたので図書館で『神々の黙示録』というのを借り出してきた。それは加賀の白山神社の由緒にかかわる日本書紀古事記の記述を覆そうというこころみだった。
  ところが、ご神体が「菊理姫」というのだが、ネットで調べて初めてこれを「くくりひめ」と読むことがわかった。 とすればこれは数「81」あるいは「99」に関連付けるべきとなる。
  正字は「菊理媛神」で、白山神社の本体は「白山比〈口羊〉神」とあった。



2015/5/16 追記
『神社に秘められた日本史の謎;新谷尚紀』をみていたら明治維新で多くの祭神の変更があり白山本宮は白山比〈口羊〉神社へとなり、白山妙理権現が菊理(くくり)媛尊になったとのことであった。
   さらに驚いたのは京都の八坂神社も以前は祇園社感神院だったのを牛頭天王だったのを素戔鳴尊に変更したということだった。
   近所の江ノ島弁才天から宗像三女神に変更されたという。  p152