2011-01-01から1年間の記事一覧

とと

学習支援に近くの中学校にでかけたら、外国籍のある生徒がいやに整然とと対句を作ってくれたので、おかしいと思って確認したら、やっぱりこんがらかっていた。 そこで原発>と書かせて、次に展開させた。原子力発電>原子爆弾>と。 それから改めて以下の対句を…

読み書きリテラシー以前の、語序リテラシー

菅首相おろしの黒幕の一人とメディアでみなされている鳩山由紀夫氏の公設秘書だった上杉隆氏が孫氏を持ち上げて、まあまあの文章をものにしていた。だが、最後がいけない。http://diamond.jp/articles/-/11996?page=4 >少なくとも、被災地の住民に対して「…

鳥の目客観主義と情報リテラシー

前回 「天皇陛下の赤子」 というキーワードで書いてから、以前1999年に同じキーワードで書いた文章を思い出しました。アップしておきます。 http://homepage2.nifty.com/midoka/papers/torinome.pdf

レベル・セブン;我々は天皇陛下の赤子ではない。日本国民である

ようやくマスメディアでも、水素爆発が3月11日夜の出来事として公認されてきた。それで、諸外国は何時この事実を掌握していたのか、ということを知りたくてウエッブを探したら面白い記事があった。まず見つかったのが、中国が軍の病院船の派遣を3月15日には…

4月29日追記;「虹の戦士号」の領海内でのデータ (やがてエビデンスと詐称される可能性がある)採取に反対します。

理由;「虹の戦士号」は、「海の保安官号」同様に、オランダ船籍であり、NGO(Sea Shepherd Conservation Society) と同様に、国家主権を超越することを是とするNGO(Greenpeace)が運行主体となる船舶である。

オンライン署名「枝野さん、安全な電気がほしいです」

http://www.greenpeace.org/japan/ja/form/edano3/

TM銀行の節電サボタージュを憂う

近所の支店は大繁盛だから、昼間は行列のできる状態だ。それでも知る人だけが知っているATMのみの支所が近くにあって、使い勝手がよかったのだが、計画停電のため、閉鎖。ところが、支店にある端末は6時過ぎて、人々が閑散としていてもフル稼働なのである。…

義捐金

・日赤義捐金;18歳未満以外の被災者は死亡見舞金を辞退すべきだ ・育英会;18歳以上の被災学生のための特別義捐金募集を立ち上げるべきだ。 できないのはやらないからであり、努力と信念がないのだ。 それは育英のための組織ではなく、天下り役人のための組…

水から茹であげられた蛙は逃げない

Dark Cycle http://p.tl/7lvD 終わらない悪夢;放射性廃棄物 http://www.youtube.com/results?search_query=%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E6%82%AA%E5%A4%A25-7&aq=f 未来の子孫への負の遺産である。未来の危険は想定できない。ならば原子…

菅首相よ、がんばられて下さい。お願いします。

NHKによると、今日フランスのサルコジ大統領が来日して、援助を申し出るとのことである。アメリカもすでに東電の事実上の占領体制に入ったようである。 事態については仕方がないから、「サンキュウー、サンキュウー」を連発してもいいし、パフォーマンスと…

カメラ目線;カメラへの目線

先日NHKでは、オペラの公開レッスンの番組が流れていたが、そこで先生は歌手たちにはっきりと歌手の身体は歌手のものなのだから、演出家があなたの身体を不自然に使うように命じてきたら、断固として交渉していいなりにならないようにしなければならない、と…

一つのチーム

公共広告機構が悪評の中、新しい映像を流し始めた。 だが、この組織は正しい日本語構文を理解していない人たちが運営している。つまり知の衰退・退嬰の進んだ人たちの組織であることが露見してしまった。 3月30日、前日のサッカー試合を受けてカズは「日本が…

王良・造父・牽牛

【王良】 カシオペア座の特徴的なW字型は、それぞれの地域でさまざまな見方をされてきました。中国では「王良」という御者の姿に見立てていました。王良は、戦国時代(紀元前400年頃)趙の襄王の御者として使えた実在の人物で、王を補佐した有能な人物であ…

日常生活と放射線

================ 1レントゲン=10ミリシーベルト(毎時) 10000レントゲン=100シーベルト(毎時) ===================== 10ミリ・レントゲン=100マイクロ・シーベルト(毎時) 「3・11メルトダウン 福島…

老人の妄言;三つ

1) がんばれ、日本 3月27日のテレビで、高校野球の開会式の場面が放映されて「頑張れ、日本」という文字だか声が聞こえてきたので気になって、公式ホームページに行ってみたら、さすがに「がんばれ」の文字は見当たらなかった。さらに探したら観客席の写真…

プリミティブな直覚

たまたま、3月26日に、テレビのチャネルをあわせたら、新聞から天下りした、テレビの常連コメンテンタが涙ながらに「谷垣自民党総裁が、首相からの連立の誘いを断ったのは一重に菅氏の人柄の所以である」と訴えていた。 本当に涙を流していたのかどうかは今…

二度あることが三度あるわけではない

今週の週刊朝日の広告はいう。「日本は戦後の焼け野原から国を復興させた。原動力になったのは野人のような野心だった。最悪の事態での中でも情熱さえあれば、不可能が可能になる。」 そして、赤字国債を垂れ流し続けている政権から、放漫経営でゆきづまった…

復興国債に断固、反対する

22日のフジテレビ系列の番組では、「ミスター円」なる退職官僚を招いて、政府よりも先に、赤字国債の乱発推進ラッパを高らかに鳴らした。この多弁な天下り官僚には何のビジョンも歴史的知識もないことがこれで露呈した。そしてこういう旧大蔵省の天下り官僚…

天災と人災

19日では、すくなくとも、日経新聞と朝日新聞とは、警察庁の発表数字「死者6500人超」を根拠に、「戦後最悪」と見出しをつけた。これでは、人災である原発事故の反省も総括もできない。 死者の数は中立である。 だから見出しは「戦後最多」でなければならな…

キャノンのやりすぎ・JRのやりすぎ

前回,、広報と宣伝の微妙な問題について書いていて、思い出したのが福山雅治が出演したオーストラリアでの蟻塚観察のドキュメンタリ番組だ。 福山は写真家でもないしアマチュアカメラマンとしての実績すら広くは知られているわけではない。それなのに何故か…

サブリミナル二題ーー3月8日のテレビから

(1)放送大学;人類学研究’10 途中から見たのだけど、インドネシアで野生動物保護の活動をしている講師が、自分の実践を踏まえて講義をしていて、まとめに入った。そこで、日本がこういう活動をする理由として二点を取り出していた。一つ目は、ニューギ…

「セールスお断り」

上の標語は現在ではありふれていて、100円ショップで手に入りそうである。とはいっても業界自体が縮小しているから近々死語になる可能性は少なくない。ところがこの標語の形式はかなりしぶとく生き残りそうであることを先日のNHKのハイビジョン特集 「笑う沖…

『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』

久しぶりにお腹をかかえて笑った。 上質な知性と笑いが両立するというよい例。 1936年生まれの字幕の女王の日本語にはいらいらさせられてきたから、1959年生の著者にであって、日本語の未来に明るいものを感じることができるようになった。 昨夜NHKで流して…